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季節は冬になり、12月に入ると将棋部は大掃除で慌ただしい日々を過ごしていた。クリスマスも近づく中、年内で1勝もできなかった歩に、うるしはひとつの提案をする。 「じゃあ、駒落ちでもするか」 「でもそれって、勝ったことにならなくないですかね」 「いや勝ちは勝ちだろ?」 そのひと言に背中を押された歩は初勝利を勝ち取るべく、うるしに挑むのだった。